TDS(Total Dissolved Solids:総溶解固形物)とは、水の中に溶け込んだ無機塩類と水に溶解する有機物の濃度の総計を示し、数値が低いものほど不純物が少ないことを意味します。
比較例
試料A(1:2)と試料B(1:5)では試料Bの方が電解物質に対して水の量が多いですよね。水と電解物質の比率だけを考えると、液体(水)中にある電解物質(無機塩類など)量はBよりAが多くなります。よって、TDS値はA>Bとなります。
この数値が高い水は電解質が多く、数値が低い水は電解質が少ないことを意味しますが、ミネラル分も電解質なので、数値が高いものが汚れている、ということではありません。
TDS測定ができる製品
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・ポケットテスター ~複数パラメータ~
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・防水ポケットメーター ~単数パラメータ~
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