本装置は、窒素・アルゴンなどの不活性ガスを連続導入することで、加熱中の材料を酸化および脱炭から保護することができます。大学の研究機関、金属材料、セラミックの焼結・溶融、小型鋼材などの加熱・焼成・熱処理用途に広く使用されています。
型番：OSK 33LK-Aシリーズ
◎特徴◎
- 炭素鋼製外装シェル、セラミックファイバー断熱材内張り、冷却ファン付きの二重構造。
- 耐熱性に優れた高品質ゴム製シールリングを採用し、高い気密性を確保。
- 電圧および電流をリアルタイムで監視可能。
- 30ステップのプログラム温度制御、PID自動温度コントローラー搭載。
- 不活性ガス雰囲気実験に適した高い気密性と、操作のしやすさを両立。
低型構造
高型構造、流量計付き
流量計付き
◎仕様◎
| 型番 OSK 33LK | A-12 | A-14 | A-17 |
|---|---|---|---|
| 最高温度(℃) | 1200℃ | 1400℃ | 1700℃ |
| 連続使用温度(℃) | 1100℃まで | 1300℃まで | 1600℃まで |
| 昇温速度 | 0〜20℃/分（推奨：0〜10℃/分） | ||
| 温度制御精度 | ±1℃ | ||
| 温度制御方式 | 30セグメント PID自動制御（SCR電力制御方式） | ||
| 炉体内張材質 | 高純度セラミックファイバー | ||
| 発熱体素材 | モリブデン含有抵抗線 | SiCヒーター | MoSi₂ヒーター |
| 熱電対タイプ | N | S | B |
| 電源 | 単相 AC 100V 又は 三相 AC 200V、50/60Hz | ||
| 炉内寸法(W×D×H)mm | |||
| 120×130×120 | 150×150×150 | 150×200×150 | 200×200×200 |
| 200×300×200 | 300×300×300 | 300×400×300 | 400×500×400 |
| 500×500×500 | 600×600×600 | 800×800×800 | 1000×1000×1000 |
◎標準構成品◎
- OSK 33LK-Aシリーズ 1200-1700℃ 雰囲気チャンバー炉 本体
- 高温用断熱手袋（1双）
- 坩堝用トング（1本）
- 扉用断熱ブロック（※SiCヒーター／MoSi₂ヒーター搭載モデルに付属）
- 六角レンチ（1本）
- 保証期間：1年間（※発熱体および消耗部品は保証対象外）
- 取扱説明書
◎オプション◎
- 扉開放時の自動電源遮断機能
- タッチパネル式LCD操作画面
- 真空ポンプ
- アルゴン・窒素・空気・酸素用流量計
