型番:OSK 23MR-103 NW-30
◎特徴◎
- 蒸気無加圧湿熱処理により感染性医療廃棄物を加熱・滅菌して無害化
- 廃棄物を破砕して無害化するので処理後は一般廃棄物として廃棄可能
- 摩擦熱を利用した蒸気加圧湿熱処理方式なので焼却や埋立てに比べて遥かに汚染リスクを低減
- 4 00床程度の中規模医療施設での医療廃棄物の収集・運搬・管理コストを削減
◎仕様◎
型番 | OSK 23MR-103 NW-30 | ||||||||
滅菌方式 | 摩擦熱を利用した蒸気無加圧湿熱処理 | ||||||||
処理量 | 70 – 80kg/h (水分量と濃度の割合による) , 700L/h | ||||||||
処理済廃棄物の体積/重量 | 処理前体積の20~25% / 処理前重量の70~75% | ||||||||
滅菌槽体積 | 約400L, Ø = 740 mm, H = 900 mm | ||||||||
制御方式 | Programmable logic controller (PLC) | ||||||||
温度測定 | 可変抵抗センサーによる | ||||||||
サイクル記録 | 時間-温度フロー記録 | ||||||||
滅菌槽 開閉扉 | 手動式、機械式ブロック、二重安全装置 | ||||||||
安全装置 | 滅菌槽の扉を機械的にロックするシステム。 扉が閉まらなくなった場合、メインエンジンへの電力供給が遮断されます。 低電圧パネルが開いている場合、自動的に電源が遮断されます。 非常停止時に使用する電気抵抗加熱システム。緊急停止。 |
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回転ブレードと固定ブレード | 特殊な金属合金製 | ||||||||
H2O消費量 | 水リサイクルシステム(標準品)を使用、約50リットル/日 | ||||||||
排水 (トラップ付排水管) | 50mm | ||||||||
電源 | AC200V 50/60Hz, 三相, 変圧器付, 最大80kW, 平均 40 – 50 kW/h | ||||||||
サイズと重量 | 滅菌槽部: 140x250x180 cm フィルター収納部: 80x35x110 cm コントロール パネル部: 80x45x110 cm マスタースイッチ部: 80x80x180 cm 総重量: 2200kg |
◎摩擦熱処理 について◎
- 摩擦熱処理は、感染性医療固形廃棄物を持続可能で費用効果の高い方法で管理・処理することを可能にします。この特許技術は、シュレッダー動作によって発生する熱を利用し、ストックホルム条約に従ってPOPsを大気中に放出することなく、廃棄物を同時に滅菌します。最終処理廃棄物は乾燥し、無菌で、細かく粉砕されます。
- この感染性医療廃棄物無害化装置は、400床までの病院への現場設置用に設計されています。頑丈な設計により、1回35~40分、数回のシフトが可能です。電源インバーターにより、エネルギー消費を抑えることができます。自動医療廃棄物処理はひとつの滅菌槽内で行われ、運転中は密閉されることで、周辺環境と作業者に対する汚染リスクがありません。また、化学薬品は使用されません。運転中、滅菌槽内の温度は特許取得のセンサーによって、リアルタイムで正確に測定されます。熱に曝される時間とサイクル・パラメーターはPLCによって制御されます。運転中 、システムは自動的レポートを作成・印刷し、作業者はこのレポートを各サイクルの終了時にワークシートに添付します。特別に設計された排出システムにより、作業者は汚染のリスクを負うことなく、処理された廃棄物を簡単に管理することができます。オプションで水のリサイクルシステムを装備することができ、ランニングコストを削減しながら効果を高めることができます。
◎標準付属品◎
- OSK 23MR-103 NW-30 医療施設用感染性医療廃棄物無害化装置 本体
- 取扱説明書
- 保証書
◎オプション◎
水リサイクルシステム
水の消費量を削減し、処理中に発生する廃水の再利用を可能にします。
医療廃水の処理と滅菌から生じる廃水を再利用し、廃水消費量を削減するために設計されています。
医療廃棄物無害化装置出る廃水を回収し、ポンプでウォータークーラーに送り、再び無害化装置に戻します。
この水リサイクルシステムにより、水の消費量が約90%削減されます。
システムは以下のコンポーネントで構成されています。
・ステンレス製熱交換器 (水リサイクルシステムに必須の付属品)
・ウォータークーラー
・ポンプグループ